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2011年05月 アーカイブ

会社と男

週刊誌なんかは電車の中で読んで捨ててくればいいんです。


この使わない無駄なクロス張替えまでした書斎を例にして、会社人間の男について考えてみます。


書斎に関しては日本の男たちは、1人で書斎で本を読めるほど強くありません。


日本の男は淋しがり屋で、すぐ「かあさん、お茶」とか「カステラなかったか」とかいって、家族のいる場所にいたがります。


食卓の隅で相づちを求めたり、横に人がいてもたれかかっていないとものも考えられないというのが日本の男です。


これは会社がそういう男に仕立てたからです。


なのに彼らは落ち着ける場所を、と書斎やオーディオルームを作り、篭らないのに篭りたがろうとします。

野生の美しさ3

住宅地の狭い庭では、庭木の樹高は屋根の二倍くらいが限度であろう。

ところが庭に木を植えると、それが大木になる種類では、いつの間にかすごい高さに育ってくる。

そうなると庭師をよんで、枝を切るか、根本から切り倒すことになる。

庭木はその木の自然の生長を許しておくことはできないのであって、庭木には常に整枝、剪定がつきものである。

ところが樹木、とくに高木性のものは自然のまま自由に生長して、巨大なものとなればなるほどその樹の固有の性格が出てくるものだ。

そうなった美しい樹は自然の中でしか見ることはできない。

いわば庭木の美しさはなんといっても、自然のなかにこそあるのだ。

自然のままの花 種、自然のままの樹木、森林を美しいとする美意識は、最初から人間の本能の中にあったわけではあるまい。

自然の中に深く埋没して生活している原始民族は、まわりの自然の花、自然の森を実利的に評価しても、その美的価値には無関心である。

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